2013年2月5日火曜日

良い時代に生きている

現代の日常をボロクソに言う人々がいる。しかし、現代は良い時代だ。医療も進歩し、コンビニ等の商店は元旦から365日年中無休で開店している。昔の方が良かったと思うのは単なるノスタルジーだろう。 昔、家に世界大百科事典というものがあった。大判で分厚い書籍が何十冊と書棚に並んでいた。今はこれがiPhoneの中に収まって持ち歩ける。電話といえば大昔は呼び出し電話というのもあった。自宅に電話が無い家は隣家の電話を借りて使っていた。国際電話もバカ高い料金だったが、現代ではIP電話の利用で国内と変わらない料金で通話できる。 コンピュータも安くなった。Apple Ⅱが出た頃は何十万もして高嶺の花だった。TRS-80でもまだ高価だった。それが今では当時のスパコンに匹敵する高性能のPCが安価に入手できる。 そういった物質的な豊かさだけではなく、人情の面でも現代の方が進化していると思う。親友と呼べる相手は何時の時代でも少数しか居ないものだが、SNSなどで緩い友達、知り合いが大量に増えた。ネットでの知り合いだから物理的距離は問題にならない。昔も文通という手段はあったがE-メールの利便性にはかなわない。 私は図書館を良く利用するのだが、市町村合併で多数の図書館が同じ市立図書館となりネットで結ばれている。蔵書を検索して予約すると最寄りの図書館で受け取る事ができる。 本当に、現代はテクノロジーの恩恵を受けて良い時代になったものだ。

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